核酸抽出サービス

特長

・血液、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織、凍結組織、培養細胞などからの核酸抽出サービスをご提供。
・リキッドバイオプシーサンプル(血漿など)に含まれるcell free DNA(cfDNA)の抽出も可能。
・抽出後のサンプルは弊社各種遺伝子解析サービスにそのまま使用可能。

解析概要

血液、FFPE組織切片、凍結組織、培養細胞などからゲノムDNAおよびTotal RNAの抽出を行います。検体の種類や目的に応じた抽出方法をご提案致します。抽出後に、その後の解析方法に適した手法で品質評価を実施し、報告します。

納品物

・報告書
・核酸

サンプル条件

ゲノムDNA抽出

サンプルの種類 推奨サンプル量 送付形態 輸送
血液 1 mL EDTA採血管 冷蔵便(採血後5日以内)
または冷凍便
唾液 2 mL 唾液収集キット※1 常温便
組織 2-3 mm 角(約30 mg)を数片 凍結組織 冷凍便
(ドライアイス入)
FFPE※2 別途ご相談下さい※3 未染スライドガラス※4
または核酸低吸着チューブ
冷蔵便
(薄切後1週間以内)
培養細胞 1x105-106細胞 凍結ペレット 冷凍便
(ドライアイス入)

※1 Oragene® Discover OGR-500(DNA Genotek社)推奨。
※2 腫瘍細胞占有率が20%未満の場合は、マクロダイセクションにより腫瘍細胞の比率を高めることを推奨しております。
※3 抽出後の解析方法により異なりますので、ご相談下さい。
※4 コーティングなしスライドガラスに貼付してください。
● ヒト以外の生物種および上記以外のサンプルの場合は、別途お問い合わせ下さい。

Total RNA抽出

サンプルの種類 推奨サンプル量 送付形態 輸送
血液 2.5 mL PAXgene® RNA採血管
(日本ベクトン・ディッキンソン社)
冷凍便
組織 2-3 mm 角
(約30 mg)
RNAlaterTM(Thermo Fisher Scientific社)に
浸漬したもの
冷凍便(ドライアイス入)
FFPE※1 別途ご相談下さい※2 未染スライドガラス※3
または核酸低吸着チューブ
冷蔵便
(薄切後1週間以内)
培養細胞 1x105-107細胞 RNAProtect® Cell Reagent(QIAGEN社)に
懸濁されたもの
冷凍便
(ドライアイス入)

※1 腫瘍細胞占有率が20%未満の場合は、マクロダイセクションにより腫瘍細胞の比率を高めることを推奨しております。
※2 抽出後の解析方法により異なりますので、ご相談下さい。
※3 コーティングなしスライドガラスに貼付してください。
● ヒト以外の生物種および上記以外のサンプルの場合は、別途お問い合わせ下さい。

Cell free DNA抽出

サンプルの種類 推奨サンプル量 送付形態 輸送
血漿※1 別途ご相談下さい※2 遠沈管など※3 冷凍便
(ドライアイス入)

※1 血液サンプル(全血)をご希望の場合は別途お問い合わせ下さい。
※2 抽出後の解析方法により異なりますので、ご相談下さい。
※3 cfDNA用採血管を用いて採血した後、遠心分離し、上清(血漿)を別チューブ(遠沈管など)に移して下さい。

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