・高い再現性と実績のマイクロアレイプラットフォーム。
・実験~データ解析まで、経験豊かなスペシャリストによる安心のサービスとサポートのご提供。
・網羅的な遺伝子発現解析をお手軽に実施されたい方に。
Applied BiosystemsTM GeneChipTMアレイは、オートメーション製造プロセスにより作製され、また、ハイブリダイゼーション以降の操作が自動化されているため、チップ間のデータのばらつきが最小限に抑えられ、再現性の高い解析が可能です。発現解析用のアレイは、3’ IVT Array, Gene Array, ClariomTMD Array, ClariomTM S Arrayに分けられます。いずれのアレイにおいても、1つの転写産物の検出に複数のプローブを使用しています。3’ IVT Arrayは、遺伝子の3’末端側にプローブが設計されており、Gene Arrayは転写産物全長にわたってプローブが設計されています。ClariomTM D Arrayは、さらに高密度にプローブが設計され、選択的スプライシング解析などにも適しています。ClariomTMS Arrayは、Isoform間で共通するエクソンのプローブに絞り込むことで、遺伝子レベルでの解析に特化しています。
・Human Genome U133 Plus 2.0 Array
・Mouse Genome 430 2.0 Array
・Rat Genome 230 2.0 Array
・Human Gene 2.0 ST Array
・Mouse Gene 2.0 ST Array
・Rat Gene 2.0 ST Array
・ClariomTM D Array, Human
・ClariomTM D Array, Mouse
・ClariomTM D Array, Rat
●3’IVT ArrayとGene Arrayについては
ヒト・マウス・ラットのほかショウジョウバエ、線虫、酵母
シロイヌナズナ、イヌ、ウシなど多数の生物種に対応しています。
・ClariomTM S Array, Human
・ClariomTM S Array, Mouse
・ClariomTM S Array, Rat
3’IVT Array、Gene ArrayおよびClariomTM S Arrayでは、標準で以下のベーシック解析を実施しています。また、オプション解析も承ります。
■ベーシック解析
GeneSpring® GXを用いて以下の解析を実施します。
・スキャッタープロットの作成
・発現変動遺伝子(Probe)の抽出
・GO解析※
■オプション解析
GeneSpring® GXを用いて以下の解析を実施します。
・クラスタリング解析+ヒートマップ作成
ClariomTMDでは、生データのみを納品いたします。データ解析に関しましては、Thermo Fisher Scientifics社のTranscriptome Analysis Console (TAC) Software※を使用して、検体間での遺伝子発現比較解析等を行うことが可能です。
※Transcriptome Analysis Console Softwareは、Thermo Fisher Scientifics社より無償でインストールする事が可能です。
・解析報告書
・データディスク: GeneChipTM Command Console SoftwareおよびExpression ConsoleTM Softwareより出力される生データファイル (.DAT、.CEL、.CHP、テキストファイルなど)、発現変動遺伝子の抽出結果およびGO解析結果など(Excelファイル)※
※ ClariomTM Dは納品物にExcelファイルは含まれません。
Total RNA量 | 300 ng |
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Total RNA濃度 | 100 ng/µL以上 |
OD260/280 | 1.8~2.1 |
RIN値 | 7以上 |
使用アレイ | Human Genome U133 Plus 2.0 Array |
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サンプル数 | 6(コントロール:3、比較サンプル:3) |
データ解析 | GeneSpring GXによるベーシック解析 iPathwayGuideによるパスウェイ解析 |
納期 | 品質評価通過後、約1.0ヶ月 |