OlinkカスタムBI解析
二元配置分散分析
特長
-
二元配置分散分析(Two-way ANOVA)は、複数の条件の組み合わせによる相乗または拮抗的な影響を調べることができます。
使用例:抗がん剤と遺伝子型の交互作用によるタンパク質発現の検討、性別ごとの高脂肪食による肝臓のタンパク質発現の検討など
-
本解析メニューでは、Olinkのデータを用いて、特定タンパク質のNPX値と任意の要素との関係性を調べます。
※Olink™プロテオーム解析の詳細はこちらをご覧ください。
解析概要
- Two-way ANOVAでは、因子を2つ含むデータから各因子における水準間の平均値の差を検定します。
- ANOVAの結果の中で有意差の小さい上位20個のAssayを対象としてNPX値の箱ひげ図を作成します。
- 図はAssayごとに作成されます。縦軸がNPX値を、横軸が特定グループセットの各水準を表します。
- さらに、Post-hoc testを実施します。Two-way ANOVAでThreshold列の値が優位であったタンパク質を対象として、多群 (3群以上) のうちどの2群間で有意差があったかを示します。

解析条件
①弊社で実施したOlinkのNPXデータファイル
※弊社以外でOlinkを実施した場合は、別途ご相談ください。
②サンプル情報シート
※解析依頼書の「二元配置分散分析_サンプル」と「二元配置分散分析_グループセット」の2つのシートに必要な情報をご記入ください。比較するグループセットは4パターンまでご指定いただけます。
納品物
- Two-way ANOVAの結果の一覧表、箱ひげ図
- Post-hoc testの結果の一覧表
本サービスへの問い合わせ
Olink™プロテオーム解析・バイオインフォマティクス解析のお見積りの問い合わせフォームはこちらです。
また、技術的なお問い合わせはこちらまでご連絡ください。