・分子バーコードとポリッシング(in silicoでのノイズ除去技術)を組み合わせることにより、変異検出の際のエラー率を低減し、低頻度変異の検出を実現。
・Single Nucleotide Variation (SNV)、Insertion/Deletion (InDel)、Copy Number Variation (CNV)、Gene Fusionを検出。
・腫瘍のプロファイリングや薬剤耐性変異の検出など、目的に応じて選択可能な3種類のサービスをご用意。
●本サービスは研究用です。診断目的には使用できません。
Roche Diagnostics社が提供するリキットバイオプシーによる遺伝子解析システム「Avenio ctDNA Analysisシステム」を用いてシーケンシング解析を行います。血漿由来DNAからターゲット領域の配列を濃縮し、次世代シーケンサー(NGS)を用いて塩基配列を解析します。その後、検出キットに最適化された解析パイプラインで変異を検出し、解析結果をレポートします。
キット名 | 対象遺伝子数 (パネルサイズ) | 対象遺伝子情報 |
---|---|---|
AVENIO ctDNA Targeted Kit V2 | 17 (81 kb) | NCCNガイドライン※掲載の遺伝子。 |
AVENIO ctDNA Expanded Kit V2 | 77 (192 kb) | NCCNガイドライン※掲載の遺伝子および臨床的有用性が示唆されている遺伝子。 |
AVENIO ctDNA Surveillance Kit V2 | 197 (198 kb) | NCCNガイドライン※掲載の遺伝子およびTumor mutation burdenを算出するために選抜された遺伝子領域。 |
・変異解析結果はレポートとして報告致します。
・解析結果の概要ページには、検出された変異がタイプごとにリスト化されています。SNV、InDelについては変異頻度、変異分子数などが記載されます。
・検出された個々の変異には、ゲノム位置などの変異に関する詳細な情報と公共データベースのアノテーション(1000 Genomes、EXAC、dbSNP、COSMIC、TCGAなど)も記載されます。
・解析報告書
・変異検出結果(バリアントレポート)
※必要に応じて、マッピングデータ(BAM)、変異検出データ(VCF、BED)などは提供可能です。
シーケンシングデータ(FASTQ)は、解析パイプラインの仕様上、提供できません。
サンプルの種類 | 血漿※ |
---|---|
サンプル量 | 約4 mL |
送付方法 | 冷凍便(ドライアイス入) |
検体数 | 12 |
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パネル | AVENIO ctDNA Targeted Kit |
機種 | NextSeq |
平均リード数/検体※ | 40Mリード |
バイオインフォマティクス解析 | SNV, InDel, CNV, Gene Fusionの検出 |
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